menu月夜に跳ねるうさぎ達
とりゃりゃ とりゃとりゃ うさぎのダンス
たりゃたりゃたりゃたりゃたりゃたりゃたりゃ
飛んで蹴り蹴り 月夜に舞うよ
ここは安土の撮影現場♪――ときましたら、やっぱりアノ『妖刀伝』クライマックスシーンを思い出されますよね。
そこでです! ささ、ずずいっとそのまま前へお進みください。
ここは冥府魔道の入り口・・もとい! 時空を飛び越えるために開かれた特別な入り口です。
そう警戒なさらず、ご一緒にアノ安土の地へと参りましょう!
ご案内致しますは、黒子染衛門でございます。
え? 『黒子』? ええ、アノ『黒子』です。
姿なき者です。いえ、決して妖魔ではありません。その点はご安心ください。ざわざわざわ(業界用語でガヤ)
皆さん夜の安土城にようこそ!
スタッフ一同心よりお待ちしていました。
今回のラストシーンに出演される方々は、綾女、左近、龍馬、蘭丸、良庵、喜平次、香我美、信長(魔神)、妖魔、屍となっています。
ああ、今夜は既に出番を終えている桔梗ちゃんが来てくれていますね。
お兄さんの龍馬さんについてきたのでしょうか?
スタッフに混じって、雑用を手伝ってくれているようです。
なぬ!? もうすぐ本番? そこの黒子うるさい?
ああ、すいません。では、離れて見守る事に致しましょう。
ここからは、お静かに。≪シーン1≫
ザザザザ・・・・ッ
綾女が走ります。走ります。
ここは百々橋口から仁王門へと上がる道です。
安土城から見れば裏道に当たりますが、実用道です。
ちなみに表道・大手道は、あんな段差のあるようなとこ、見栄えはよかろうと儀式意外ではあまり使いたくないと皆から文句が出ていた道です。(想像)
綾女が安土城へと踏み込む記念すべき第一シーンです。
綾女が駆け登ります。
何かの気配が傍の茂みを駆け抜けていきます。
綾女飛ぶ。
出た――ッ! 妖魔1! 妖魔2!
並んだ! 並んだ! 本命馬はどれだ! って違う!
仁王門前に綾女が着地。瞬時に消える。
妖魔あっち向いてホイ! こっち向いてホイ!
暫し仁王門で綾女の動き静止。(この前にCG処理入ります)
「香澄・・風つむじ」
カアア――ット!≪シーン2≫
月を背に綾女は塀の上に立つ。
空中で一回転して地面に着地します。
それを逆さ回ししますと、あ〜ら不思議。
月影に舞う綾女のシーンが出来上がります。
「はいOKね。いいできばえだよ。綾女さん」
「そうですか? ああ、よかった」
綾女が監督の言葉に安堵の笑みを浮かべると、
「綾之介様。お疲れ様でした」
と、すかさず桔梗が寄ってきて、タオルを手渡します。
「あ、ありがとう。桔梗さん」
その様子から察するに、どうも桔梗ちゃんは綾女さんに会いたかっただけのようです。
監督のカメラチェックも終わり、次のシーンに移ります。
次はもう一度同じ塀の上にスタンバイします。
喜平次との対決のシーンです。
「うーん」
・・監督が何やら頭をかいていますね。
どうも次の場面のイメージが合わないらしいです。
仕方ないですね。
仁王門周辺にはアクションが出来るだけのスペースがありませんから。
「仕方ない。蘭丸君を呼べ」
数分後。
「監督。お呼びとは何ですか?」
この時出番が後になる蘭丸さんは眼鏡をかけていました。
眼鏡をかけている時の蘭丸さんは、非常に穏やかで優しい人です。
「あのね。申し訳ないけど、殿に頼んで三重の塔と仁王門をあっちの広い場所へ動かしてくれないかな?」
「へ? あの重文(重要文化財)をですか?」
「ああ」
「そ、それはいくらなんでも不味いのではないですか?」
「なーに、後で直しておいたらいい」
「けど」
「けども、へったくれもない! 監督命令だ!」
「そんな〜〜」
監督命令では仕方ありません。
しぶしぶ蘭丸さんは殿のいるほうに――やる気まんまんで高笑いしている信長さんのところに歩いていきました。
頑張れ! 若者! 撮影の成功は君の肩にかかっている!
あ、あ、あ、香我美ちゃんの体が発光しています。
これは不味いのでは!?
スタッフの一人が慌てて香我美ちゃんを止めています。
一応この安土の地は、長い間封印されていた禁足地です。
いらないものは呼び出してはいけません。
たとえ人手が足りなくとも、死霊だけは呼び出さないで下さい。
「つまんない!」
だからって、あなたの手毬を取り出さないで下さい! 爆発物でしょーが!≪シーン3≫
綾女と喜平次の対決シーンを撮り始めました。
ここで特筆すべきは、美術さんの手による蜘蛛型妖魔の糸です。
綾女が宙吊りにされる時に使われます。
あらら・・
あちらでその配合を美術のスタッフに尋ねている人がいますね。
左近さんですか?
「何々・・ふむふむ。よくひっつくと、はずれにくいと。それは好都合」
あ、綾女さんが撮影を終えて帰ってきました。
左近さんの呟きをたまたま耳にした模様です。
「左近・・それ・・何に使う気だ?」
「あ、綾女ッ。も、もう終わったのか。お、お疲れ」
「何が・・お疲れだ。お主何をもくろんでいる! どうせろくでもない事だろ!」
何で綾女さんが怒っているのでしょう?
あ、こちらでも同じような事を別の美術さんから尋ねている人がいますよ。
「き、桔梗おおおお――ッ」
龍馬さんが慌てていますね。
いったい全体どうしたというのでしょう?
あらあら、綾女さんの顔から血の気がひいていきます。
「誰も・・誰も心許せない・・」
はてさて。≪シーン4≫
左近が月を背景に"は――ッ"と登場します。
"お主の相手は俺だ"と、またまた飛んできます。
その勇姿がまた素晴らしく、正統派二枚目というのはこういうシーンで際立ちます。
台本によると、これ以上の見せ場がこの後にもあるのですよ。
お楽しみください。
この登場シーンはトランポリンを使っています。
だから、カメラの角度を下げてはいけません。
下げると非常に現実的なシーンになります。
あ、そこのお人、左近ファンですか?
どうか彼を応援してあげて下さい。
彼はトランポリン初体験なのです。
本人はいたって真剣にやっているのですが、一つ飛んではポヨヨ〜ン、二つ飛んではポヨヨ〜ン、方向が定まらなくてさっきから四苦八苦しています。
あ、ほら、今も、ポヨヨ〜ン。≪シーン5≫
左近と喜平次の戦いのシーンです。
この二人は映像上分からないのをいい事に、すれ違うたび何やら鋭く細く言いあっています。
その内容たるや・・
「お前綾女に告白したのか?」
「お前の知ったことか!」
「"早手"の左近が泣くぞ。けけ」
「出歯亀のお前に言われたかない!」
・・・・何だかもう。綾女に聞こえていないのが唯一の幸いです。
色々台詞をかえてみると、二人の内緒話の内容が分かりますよ
「その自慢の(男前が)くすんでおるわ」
「貴様など(綾女の眼中に)ないわ」
「う・ぅ・ッ・・どけッ! どかぬか――ッ!」
「愚かな・・」
・・・・見ちゃいられない。
この二人は仲がいいのか悪いのか判断がつきかねます。
一説によると、双子だとか・・なんとか。同族嫌悪でしょうか?
それと、これは映画を見るたび不思議に思うのですが、左近はどうやって喜平次の矛に刺されたのでしょう?
確かに左脇腹に刺さっているのですが、あの三叉(みつまた)の矛が突き抜けるはずがないし、
背中に長い柄の部分が出ているし、かと思うと体の前方で左近が矛の柄の部分を握っているし、倒れる瞬間チラリと見えるのですが、倒れた後のシーンでは矛はどこへやら!?
真相をお知りの方、または解析のできる方、もしおみえでしたら、例のファンサイトの掲示板かチャット、いっそ個人メールでコノ黒子染衛門にお知らせいただけるとありがたいです。(石突の部分でも刺せたのでしょうか?)≪閑話≫
このシーンを撮り終わると、一旦ここで休憩が入ります。
皆さん銘々に寛いでみえますね。
よく見ればへんてこな光景です。
戦国時代の衣装を身にまといつつ、ポカリを飲む図。喫煙する図。台本を読む図。
現代と過去とが交錯し、さながら、さながら・・長崎ちゃんぽん! ((゚-゚)はい?)
今の季節は暑くもなく寒くもなく、ほどほどの気候であるがため、そのギャップはまだましなのですが、これが真夏とか真冬ともなると、いやはや・・
真夏:いたるところに団扇片手の、または電池式扇風機片手の役者がうじゃうじゃ。日傘があちこちで色彩の花を咲かせ、メイクさんはメイク直しに奔走し、スタッフ一同汗だくで、タオルと水分は必需品。時には半裸の野郎どもに出くわして、女性スタッフやら女性ファンやらが"キャ――ッ!"だか"ギャアアア!"だか"きゃあ♪"だか分からない悲鳴を上げている時もあります。(嘘)
真冬:いたるところで、それこそ和洋節操なく衣類が重ねられます。直衣姿にマフラー、両手を添えて持っているのは缶コーヒーのホット(ある映画のスナップ写真より)、なんて姿はごく普通に見られます。ある時スタッフが着込みすぎて熊と間違えられたとか、坂をだるまの如く転がっていったとか、そういう伝説も残っていますね。(大嘘) 焚き火がたかれ、石油ストーブが用意され、鬼火が点る。(あれれ?)
見れば見るほど、奇異な世界です。そう言えば、現場で妙にウケた造形があります。
その名も『ムンク喜平次』『ムンク蘭丸』です。
妖光を浴びて断末魔を上げる二人の姿を、特殊メイク・造形工房の人が本人のマスクとボディからダミーを起こし、完成させました。
「妙に心惹かれる」
蘭丸と喜平次。
「この哀愁を誘うあたりが何とも」
龍馬と左近。
「諸行無常じゃ」
良庵。
「うむ」
殿。
「可愛い♪」
女性陣一同。
「なぬぅぅぅぅ!」
コレには男性陣一同退いたとの事です。≪シーン6≫
ここは八角平の撮影現場です。
龍馬が一生懸命石垣をよじ登っています。
勿論命綱がついていますから安全は確保されていますが、それでも龍馬さんは絶対下を見ません。
だ――って、龍馬さん高所恐怖症だもの。
これは内密ですが、一時は石を平地に並べてその上を四つん這いで動き、ソノ動きをカメラを横向きにして撮ろうかって話まで出ていましたからね。
そして、八角平につきました。
いよいよ香我美の登場です。ここで手毬唄が披露されます。
「一かけ二かけ三かけて しかけて、合計二十四♪」
ずどどどどどどど (スタッフ及び屍及び龍馬撃沈)
監督の手からメガホンがポロリと落ちました。
「あ、あのね、香我美ちゃん」
「はい♪」
「答えはあっているけど、これは掛け算の式じゃないからね」
「はい♪」
「分かってる?」
「はい♪」
「大丈夫かな〜〜」
「今度は真面目にやりま〜す♪」
「・・・・・・・誰か胃薬・・」気を取り直してテイク2。
本番5秒前、4、3、・、・、(スタート)
――(以下略)
屍累々。鮮血だらだら。エキストラさん傀儡役(ぐくつやく)ご苦労様でした。ここで暴露しますと、香我美ちゃんは特殊メイクなし、特殊造形なし CGなしで全てのシーンを終えています。
実はですね。永遠の美少女アイドル香我美ちゃんは――
グサッ(槍の突き刺さる音)
「黒子さん。いらない事は言わない方が身のためよ♪」
も、もう言いません。可愛い可愛い香我美ちゃん
「当然♪」
・・・・怖い。≪シーン7≫
裏で動くスタッフの苦労も並みのものではありません。
予算を切り詰めるためにも、人力に頼るところが多々見受けられます。例えば、こんな綾女と良庵とが並んで走るシーン。
「どうやら間におうたようじゃの」
「御坊!? いつのまに?」綾女さんは走るのがとても速いです。
一方良庵さんはどう頑張っても、どれだけドリンク剤を飲もうとも、若い綾女さんに追いつけません。
仕方ないので、良庵さんを台車に載せて、綾女さんの動きに合わせてスタッフ全員で引っ張る事になりました。
「リハーサルいきまーす」
綾女が走る。良庵が姿を現す。
「ヘイ! 彼女! のってるかい!」
いきなりザングラスをかけた良庵さんが、波乗りの姿勢で綾女の横をすり抜けていった――と、言っても誰も信じないでしょうね。(笑)
「本番いきまーす」
綾女が走る。良庵が姿を現す。
――(台詞)
カアア――ット
でもね。動いてるものは、すぐに止まらないわけですよ。
しかも、走っているものは、質量が重たいほど内包する運動エネルギーが大きくなります。
でもって結果。
どんがらがら がっしゃーん
良庵さんの乗った台車は石垣に激突し、良庵さんは地面に落下。
左足首を捻挫しました。
そのため、その後の良庵さんの出番は大幅に減らされ、こうなるのです。
「綾之介! お主は早く信長の首を! 行け――ッ! 早く信長の首を――ッ!」
本当は妖魔に押さえ込まれて身動きがとれないのではなく、本当に動けないので、妖魔役の人達にテーピングした左足を隠してもらっているのです。
最後は
「お主の役目はもう終わった」
と、蘭丸に吹っ飛ばされて絶命という筋書きになりました。
その後一瞬だけ撮り終えたシーンで良庵さんは出てきます。
なんにしても、注意一秒、怪我一生。
皆様事故には気をつけましょう。≪シーン8≫
蘭丸と殿の天守閣シーンは室内セットで撮り終わっています。
予算がギリギリのため、サーチライトを向こう側から当てて、逆光で撮影を行いました。
そう言えば、昔同じような理由で、これとよく似た撮影方法を行った特撮番組がありました。
凹凸をつけたアルミ版に証明を当てて向こう側から反射させ、ピントを手前の人物にあわす事で背景の不自然さを取り除き、非常にいい映像を作り出したそうです。≪シーン9≫
これも秘密の一つですが、殿は魔神に変身できます。
でも、魔神の大きさに合わせ本物の安土城を作るわけにはいかず、普通にミニチュアの中で安土城崩壊のシーンは撮影されました。
安土城址で撮影された映像は、編集の段階でこの特撮シーンと合成されます。
ただ困った事に信長さんは、
「うがあああああッ! 巨大化してえええええ!」
撮影後に駄々をこね、特撮スタッフを慌てふためかせたそうです。≪シーン10≫
「勝ったのか・・?」
三振りの妖刀の力によって魔神を倒した綾女の呟き。
その一瞬の安堵を嘲笑うかのように、哄笑が崩壊した天守閣跡地にこだました
「見事な戦い振りだったな。影忍」
――お待たせしました。蘭丸登場のシーンです。ここでは香港映画真っ青のワイヤーアクションが展開されます。
表向きはそういう事になっています
本当は妖魔の方々に力をお借りしています。
「"てれきねす"って言うんだよね。殿♪」(香我美)
「ふふん」(信長)
「ノウマクサンダバ・バサラダンセンダ・マカラシャ――」(良庵)
「こら――ッ。金縛りにしてどうする!」(上空より蘭丸)ここのシーンはカット数がめちゃくちゃ多いです。
本当なら一気に撮影できないでもないのですが、さすがに人間に無理はさせられません。
特に綾女は、妖力をまともに浴びて、吹っ飛ばされる、直接殴られる、加減はされているのですが、散々な目に会っています。
その点左近は楽かもしれません。
剣と剣。傷付いているという演技は入りますが、直接ダメージは受けません。
たたたたたた・・っと走ってきて、飛び魚ツピーンと飛んで、蘭丸の妖力から綾女を庇う。
「何をやっているのだ。綾女。忍びとは――」
かっこいいですねぇ。
「待て! お主の相手は俺だ!」
しびれますねぇ。
「日向夢想流・・疾風の左近参る!」
よッ。千両役者!このシーンは蘭丸の長台詞が有名です。
それを覚えるために蘭丸さんは必死だったそうです。
なんでも蘭丸さんは眼鏡をかけている間は人間、眼鏡を外せば妖魔になるそうで、記憶力も妖魔の時のほうがあるそうです。
この後、妖魔の能力をもってしたなら大学受験も軽くパスしたでしょうが、真面目な人間・蘭丸さんはそれを潔しとせず自力で試験に臨んだそうです。
ただし、肝心の試験日にインフルエンザにかかってしまい、試験会場に行けなかったそうです。
もし、妖魔・蘭丸さんが試験を受けていたなら?
解答を書いたかどうか分かりません。妖魔はとても気紛れなのです。
二重生活は色々と折り合いが大変みたいです。
ほら、眼鏡を外した途端ふんぞり返ってますよ。妖魔・蘭丸。えーと。このシーンの裏では龍馬さんが出番を待っています。
でも、余りに時間のかかるシーンの為、
こちょこちょ・・
「うは、うは、うはは・・龍馬あああ・・あはは、く、くすぐるな〜〜〜ッ!」
龍馬さんは痺れを切らしてしまい、蘭丸を背中から矛でつついてみたり、
ZZZzzzz・・(―― ▽ ――)〜゜
「だからって、寝るな――ッ!」
しまいには眠っちゃったり、
蘭丸さんの長台詞は、また最初から撮り直しになるのでした。≪シーン11≫
ズブッ
蘭丸の胸に背後から龍馬の矛が刺さります。
ここのシーンは、龍馬が蘭丸を矛に突き刺したまま持ち上げるのですが、この時の蘭丸は人形を使っています。
遠目で見ると区別がつきませんでしょ?
でも、
「ぬおおおおおおおお!」
と、矛を持ち上げて、必死の形相で龍馬が冥府魔道に飛び込んでいくくだりは、なかなかの名演技です。
天守閣・石垣から地上までの高さ3メートル。
高所恐怖症の龍馬さんは必死でした。
下から見守る左近さんと綾女さんもハラハラものだったでしょう。(笑)この後に綾女の
「閉じていく・・冥府魔道が閉じていく・・」
へと、シーンは続きます。
冥府魔道はCG処理になります。≪シーン12≫
ラストシーンです。
戦いが終わって安土の地には静寂が訪れます。
束の間の安息。束の間の心の通いあい。
でも、これが左近と綾女の今生の別れとなりました。
「綾女・・月が・・月がまん丸だぜ」
見上げる空。
月。過ぎる妖星。
「静かだな・・」
「ああ・・静かだ」
ハッと視線を落とす綾女。
「・・左近!?」
そこには笑んだまま逝った左近の姿がありました。
――完――・・・・・・・・・・・・・
・・涙・・なんでしょうねぇ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・月がまん丸だァ?そこで死んでどうする!
綾女を残していくなよ!
男なら生き返って来い!輸血したろうじゃん!
腕をお出し!
採血したる!
血液型調べたる!
交差試験も頼んでやる!
オペ室スタンバイ!あ〜 黒子さんが興奮状態に入りましたので、これにて冥府魔道ツアーは終了させていただきます。
皆様。多少なりとも、現場の空気を身近に感じていただけましたでしょうか?
なお、このお話は「歓迎!妖刀伝ご一行様プラスあるふぁ〜」の設定を元に書いております。
したがって本家「戦国奇譚妖刀伝」をベースにさせていただいていますが、そちらにはご迷惑はかけられません。
できれば両眼を瞑って読んでいただけるとありがたいです。(どうやって読むのでしょう?)
それでは、皆様ごきげんよう。いつか、また、どこかでお会いいたしましょう。(笑)